2025.04.22
中小企業における生成AI活用の実態と課題に関する調査を実施しました。

株式会社D4cアカデミー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:和田 陽一郎)は、生成AIを業務に導入している、従業員数100名以上1,000名未満の中小企業経営者を対象に「中小企業における生成AI活用の実態と課題に関する調査」を実施しました。この調査結果から従業員数100名以上1,000名未満の規模の中小企業における生成AIの業務への活用の実態や課題などが明らかになりました。
本件はプレスリリースとして配信されましたので、皆様にお知らせいたします。
プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000047892.html
<背景>
近年、日本では少子高齢化の進行に伴い、企業における人手不足が深刻化しています。特に中小企業を中心に、業務負担の増加や労働力確保の難しさが、経営における大きな課題となっています。一方で、大企業ではDXの一環としてAI導入が加速しており、業務効率化や生産性向上の取り組みが進んでいます。こうした流れは中小企業にも波及しつつあり、競争力を維持するためにはAI活用が不可欠となることが予想されます。ここ数年で飛躍的な進化を遂げた生成AI技術は、これまで人手に頼らざるを得なかった複雑な業務を効率化し、企業が直面する人手不足という課題を根本から解決する可能性を秘めています。
しかしながら、Microsoft社のビジネスシーンでのAI実用化に関するレポート「2024 Work Trend Index Annual Report」※1によると、日本で生成AIを業務に活用しているナレッジワーカーの割合は32%で19か国中最下位の結果であることがわかります。このように人手不足の解消に生成AIを活用することが期待されながらも、その活用が進まない背景には、技術的・心理的障壁やコスト面での不安など、さまざまな要因が絡んでいる可能性が考えられます。そこで、生成AIの総合研修プラットフォーム「生成AIナビ」を運営する株式会社D4cアカデミーは、生成AIを導入している企業の生成AI活用に関する課題を明らかにするべく調査を実施しました。
本調査では、生成AIを業務に導入している、従業員数100名以上1,000名未満の中小企業経営者を対象としています。
※1 https://assets-c4akfrf5b4d3f4b7.z01.azurefd.net/assets/2024/05/2024_Work_Trend_Index_Annual_Report_6_7_24_666b2e2fafceb.pdf
<調査サマリー>
- 生成AI導入の目的は既存業務を効率化や改善させることが主流
- 現在導入している生成AIの選定理由は企業によって様々
- 生成AIを業務に導入した従業員数100名以上1,000名未満の中小企業経営者の約9割が、生成AI導入の効果を少なからず実感している
- 実際に生成AIを導入した結果、最も効果を実感した人が多いのは「社員の負担軽減」
- 生成AIの活用を促進するために行われている社内的取り組みは様々あり、その中でも比較的多く行われているのは「社内研修やトレーニングの実施」や「社内マニュアルやガイドラインの整備」
<調査概要>
調査期間:2025年2月20日~2月27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:生成AIを業務に導入している、従業員数100名以上1,000名未満の中小企業経営者(20代以上の男女)
調査人数:103名
モニター提供元:RCリサーチデータ
■生成AIナビのHP、お問い合わせなどはこちらから
https://d4c-academy.org/seiseiainavi/
株式会社D4cアカデミー
電話:03-5422-6929 (受付時間=9:00~17:30 土日祝除く)
メールアドレス:contact@d4c-academy.org